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ボックス クエルクスI ローバー

¥1,500

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ボックス蒸溜所、初のアンピーテッドウイスキー。
「クエルクス」シリーズは、樽がウイスキーに与える香味を知っていただくための実験的シリーズです。
アンピーテッドタイプのウイスキーを100%使用しているため、丹念につくり込まれた味わいと、樽が与える影響の違いをよりはっきりと感じられるアイテムです。
 
第1弾は、「ローバー」といい、オーク材の一種、コモンオーク(ラテン語でQuercus Robur)で熟成させたものです。

コモンオークは、リムーザンオークともいい、特にブルゴーニュ地方とリムーザン地方のワイン・コニャックの樽で一般的に使われています。分布は広く、ヨーロッパ北部の半島であるスカンジナビア半島、ストックホルム北部まで自生しています。
同じように、ワイン樽として使用されるヨーロピアンオークや、フレンチオークなどと混同されることもありますが、含まれるタンニンやオークラクトンの量が異なります。
コモンオークは、タンニンやポリフェノールを多く含み、バニリンやオークラクトンが比較的少ないのが特徴。
そのため、この樽で熟成をさせると、通常よりスパイシーで、甘みの強いウイスキーになります。

テイスティングノート
香り:新樽のウッディさ、黒胡椒のような香り。バニラ、クリームブリュレ、ナツメグ。
味わい:スパイシーでピリピリとした胡椒のような味わい。バニラの甘さが広がり、ウッディさと、ナツメグのような味わいが感じられる。
余韻:トウガラシのような風味がほのかに感じられる、ほどよくドライな余韻。



構成原酒
100%アンピーテッドウイスキー
200ℓのバーボン樽で4年1ヶ月熟成させた後、40ℓのコモンオークでできた新樽で7ヶ月フィニッシュをかけたもの。


200ℓのバーボン樽は、アメリカのケンタッキー州でつくられました。
コモンオークの新樽は、全てスウェーデン産です。スウェーデンの最南端から材を調達し、ThorslundsKaggeという樽メーカーが、40ℓの樽に組み上げました。

2012年から2014年10月までダンネージ式の貯蔵庫で熟成させた後、2017年8月まで乾燥した環境のボックス蒸溜所第3貯蔵庫で熟成。
2017年1月17日にバーボン樽から払い出した時点では、アルコール度数は60.4%から55%になっていました。
その後、100樽のスウェーデン産コモンオークの新樽(40ℓ)に詰め替えをしました。
スウェーデン産コモンオークの新樽は、ゆっくりと内部を焦がすトースティングをした後、強火で内部を炭化させるチャーリングをしています。
100樽のうち、99樽は強めのミディアムトーストをし、残りの1樽はハードトーストをしました。

2017年8月31日に、樽から払い出しをし、ボトリングは、アルコール度数50.8%に調整をしました。
クエルクス1ローバーは、9月4日~9月6日にかけて8,229本ボトリングされました。

グラスに注いだ後、少しだけ時間を置いてからお飲みください。また、加水により味わいや香りがより一層引き立ちます。
また、冷却濾過やカラーリングは一切していません。


原材料
酵母:Fermentis Safwhisky M-1.
アンピーテッド麦芽:ピルスナー麦芽。スウェーデンのハルムスタッドにあるVikingmaltより。
麦芽の種類:Henley、Sebastian
仕込水:B�・lsdj�・n湖の水を、砂と炭のフィルターにかけたもの
冷却水:オンゲルマン川の水
仕込ロットナンバー:115A-121A、129B-132A
1仕込麦芽使用量:1.2トン
平均発酵時間:ステンレス製発酵槽で80時間
蒸留日:2012年10月3日~10月12日
ミドルカット開始時間:流出から13分
ミドルカット終了:Alc.67%(20℃)

基本データ
アルコール度数:50.8%
熟成年数:4年8ヶ月22日
フェノール値:0ppm
樽:ファーストフィルバーボン樽+コモンオーク新樽
ボトリング本数:8,229本


年数:0
度数:50.8

(輸入元資料)