20歳未満の方への酒類の販売は固くお断りしております
BIG PEAT RAF EDITION
ダグラスレインは1948年にグラスゴーで設立されたボトラーですが、その前身となった会社の歴史は1800年代の後半にまで遡ることができます。アメリカを主な取引先とする海運業者でしたが、当時はブレンデッド・ウイスキーの需要が爆発的に高まっており、スコッチウイスキーの輸出業に進出。その時のストックを原点として、ダグラスレイン社の歴史が始まっています。同社が日本の皆様に愛されてきた理由は、その突出して高い品質にあります。「キングオブスコッツ」などのブレンデッド・ウイスキーの生産者(ブレンダー)としての一面を持つ彼らは、シングルモルトとしての基準に満たない樽は全てブレンデッド・ウイスキーへ回してしまいます。
メインシリーズの「OMC=オールド・モルト・カスク」はもちろん、さらに選び抜いた樽から毎回数アイテムのみリリースされる「オールド&レア・プラチナム」は、現在輸入されているボトラーズ・ブランドの中の最高峰と言っても過言ではありません。コストパフォーマンスの高い「プロヴェナンス」に加えて、近年「プレミエバレル」という陶器入りの商品もリリースしています。
今年、10周年を迎えたビッグ ピート。定番品はもちろんのこと、クリスマスエディションをはじめとする限定品が好評を博しています。そんなビッグ ピートからチャリティーボトルが入荷しました。
その名も「ビッグ ピートRAF エディション」。RAFとは英国王立空軍のことで、ダグラスレイン社の創業者であるフレッド・ダグラス・レイン氏も第二次世界大戦中にはその一員として飛行していたそうです。そのような縁もあり、RAFの元隊員やその家族に対して献身的な支援を続けているRFA慈善基金が100周年を迎えたタイミングで今回のチャリティーボトルがリリースとなりました。
ラベルにはピートおじさんが設立当時のRAFの制服を身にまとい、その後ろではソッピースキャメル(戦闘用飛行機の一種)が、メモリアルイヤーの書かれた横断幕を引いています。
また、ラベルだけでなくテイスティングコメントもRAFにちなんだユニークなものになっており、ビッグ ピートファン必見のボトルです!ぜひお見逃しなく!
テイスティングノート
「輪留めを外せ*、ロジャー」といわんばかりに、甘いピート、砂浜、海の香りへとエンジン全開。
口に含むと、煙突のスス、湿った灰、遠洋スタイルの風味を伴ってテイクオフ。そしてスモーク、石炭の粉じん、タールのフィニッシュへと急上昇する。(*第二次世界大戦中に英国軍のパイロットたちが飛行機を発進させるときに使っていた言葉)
(輸入元コメント)
年数:
度数:46