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Glenfiddich IPA Cask

モルトウイスキーを熟成させる為に今までも様々な空樽が使用されてきたが今回登場したのは、なんと、ビールを寝かせた樽を使用するというもの。アメリカンオーク製バレルで熟成させたウイスキーを樽からいったん抜き、そこにホップをしっかり効かせたビール（Speyside Craft Breweryが製造したIPAインディアン・ペール・エール）を詰め4週間寝かせた後、元々入っていたウイスキー原酒を詰め直し 12週間後熟させた。

公式には日本では発売されない為、若干数が並行輸入で、流通している希少な存在。 フレッシュで爽やかなシトラスにソフトで甘いバニラの香り、ホップの香りや苦みに加えフルーティーで溌剌とした味わいが広がります。

(引用:BAR PRO)

テイスティングノート

香り:バブルガム。モモ、アンズ、パイナップルなどの白いフルーツ。その後から、甘いファーストフィルのアメリカンオークと思われる艶めかしい香り、そして大麦。柑橘の香りがバランスをとる。

味わい:口いっぱいに広がるリッチで、クリーミーで、ミルキーで、バターのようなオーク風味。大麦と柑橘の風味も感じられる気がする。

フィニッシュ:ついに柑橘風味がオークの支配を抜け出す。

コメント:アメリカンオークは好きなのだが、口に含んだときのオーク風味があまりに支配的すぎるように感じた。

(ウイスキー評論家クリス・グッドラム)

年数:-
度数:43