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「THE ABSOLUTE」。そこには絶対的な存在や哲学、神という意味 があり、絶対的な自信を持って「CHOICE」されたのが本作“THE ABSOLUTE CHOICE”である。
待望の第7弾は、RUDDER LTD.がスコットランドのウェアハウス に保有するストックより厳選。ラベルに表記のある“キルダルト ン”は、1815年創業、世界で最もピーティーでスモーキーな風味と、 型にはまらない大胆な個性で世界に名を馳せるアイラ島の蒸溜所。
ボトラーズブランドからリリースされる機会も非常に限られた原 酒ではないだろうか。今回の1樽は、そのクオリティの高さから、シ リーズ史上最も若い熟成年数となる2009年蒸溜の13年熟成品が初め てボトリングされた。ハウススタイルでもある“煤っぽさとフルー ツの香味の融合”がトップノートからフィニッシュへと見事なまで に感じられるアードベギャン必飲の1本。
そこには絶対的な存在や、哲学、神という意味がある。
私達が生産者や原酒の供給元との交渉を行い、彼らの哲学を元に厳選を重ね、絶対的な自信を持って「CHOICE」することができた、正に神に導かれるかの如く出会えた1樽がこのシリーズ。
「SEEK THE ULTIMATE」を体現するブランドがこの「THE ABSOLUTE CHOICE」だ。
テイスティングコメント
香り:優しいバニラ、甘い灰、牛革製品、漁網、ディーゼルオイル、炭焼きの獅子唐、奥から煮込んだリンゴとアプリコットジャム。
味わい:ヨードやタール、泥炭の煙、貝の干物、キッパー。後から、ドライなレモネード、ライムシャーベット。ピートの奥から果実の香味がバランス良く広がる。
フィニッシュ:非常に長く、甘いお香、ローストアーモンド、フーセンガム。樹脂、白檀、ジンジャーの穏やかな新木系のスパイス。
コメント:ハウススタイルでもある“煤っぽさとフルーツの香味の融合”がトッ プノートからフィニッシュへと見事なまでに感じられるアードベギャン必飲の1本。
Tasting comment by 北梶 剛